私が関心を寄せたニュース
梅雨の季節は続き、7月になりました
早いものでもう7月です。しばらくブログの更新を留守してしまいました。
お盆の通知作成や墓地の草むしりなど、ちょっと苦手なお仕事が続き、せかせかしておりました…
あと2~3日で「お盆のご案内」が各おうちに到着予定ですのでよろしくお願い致します。
適度な雨が降ってくれるといいんですけど
私たちの住む三浦半島は梅雨本番といったところでしょうか。しばらく傘マークが続くようです。
世間のニュースに目を向けてみますと、安保法案やギリシャの情勢、火山噴火などの気象情報。色々なニュースがあります。
私が関心を寄せたのは【神戸児童殺傷「元少年A」手記】のニュースです。
私は当時高校生でこのニュースを耳にして大変驚いたことを憶えています。
あれから18年という歳月が経って、こういう形で再び事件を思い出すと思いませんでした。
今回は、少年Aが手記を出したという事が話題にあげられ、出版社の意志や各書店や図書館などの対応、表現の自由という権利、ご遺族の心情。様々な議論がなされています。
特に被害者の父親のコメントは胸がつまる思いです。「息子は2度殺された」という言葉がとても重いです。
なぜこんなつらい思いをさせるのかと思います。
18年間遺族が苦悩してきた時間やその思いをもっともっと考えるべきです。
ある専門家はこの本を一言でいえば、無残な本と言っています。
怒りを覚えたのは、
『この本を書く以外に、もう自分の生を掴み取る手段がありませんでした。』
という部分。
快楽を求めて他人の命を絶ち切った人間が言うせりふではなく、究極の自己愛、自己中心主義だ。と述べています。
人を殺してしまったのだから、ひたすら懺悔することが加害者の生きる道なのです。
懺悔の行為があっても遺族の心は満たされることはないのです。
表現の自由という権利があっても、出版社にはそこをもっと考えて欲しかった。
刑期を終えている加害者を横目に遺族は今からどうやって立ち直っていくのだろうか…本当に辛いだろうと思う。