月命日供養

月命日について

故人様の年に一度のご命日を「祥月命日」。【祥】は「きざし」「さいわい」「めでたいきざし」などを意味します。

月に一度めぐってくる「日にち」を『月命日』といいます。

現在でも、関西方面や北海道、三浦半島のお寺さんでも月命日になるとお坊さんがご自宅でお経を上げてくださるという習慣があります。

そこまでできなくても、月に一度お墓参りに行くという方も多いのではないでしょうか。

月命日を大事にする人が増えています

月の満ち欠け、潮の干満、季節の移り変わり、私たちは大自然の周期の中で、命を営んでいます。

故人様が旅立ったその「お日にち」にも何かの縁・意義があるのだと思います。

月命日がお参りの習慣になりますと、仏さまとの距離がとても近くに感じられます。

お坊さんに仏教の話を聴いた直後は、「なるほどなぁ。よしがんばるぞ」と人生を前向きに考えますが、日々自身の生活に追われていますと、あの気持ちはどこへやら…。

年回忌の度では中々信仰心が定着しません。

故人様の供養を通して、月に一度の「心の栄養日」と考えてみるのも良いかもしれません。

また、月命日の供養は、マラソンの給水所みたいなもので、故人様は月に一度めぐってくる供養の日に力を蓄えて、ゴールに進むのかもしれません。

合掌

お布施の目安

ご自宅での月命日のお経(市内)…3,000円~5,000円
正覚寺本堂での月命日のお経… 3,000円~5,000円
月命日お塔婆供養…      3,000円

朝のお勤めにてのご回向・祈願

年間を通して朝のお勤めにて供養…30,000円
故人やご先祖のご供養、ご病気や心配事などの御祈願