7月のお盆を迎えました
お盆と「ほおずき市」
東京浅草では、9日夏の風物詩でもある「ほおずき市」が始まり多くの人でにぎわっていたようです。
120店もの露店が出て、55万人の人出を見込んでいるとか!すごいですね。一度行ってみたいです!!
お盆の支度をするための「ほおずき」ですからお盆よりちょっと前に行われるのですね。
7月エリアの皆さん、仏さまのお迎え準備を致しましょう。
ここでお盆の歴史を知っておこう
インドからはじまったお盆の行事は、日本では聖徳太子の時代にすでに行われていたようです。
『日本書紀』に「この年より寺ごとに、4月8日、7月15日 斎を設けた」とお盆にちなんだ記載があります。
以後、貴族を中心に盛大に行われました。鎌倉時代には、一般に仏教が伝えられるようになり、また、葬儀を仏教で行うようにもなり、民間で行われていた死者の追善の意味もあわせ、お盆の行事も盛んに行われました。
江戸時代になり、寺請制度(てらうけせいど)ができて、各家に精霊棚を祀り、僧侶が供養するようになりました。
現在でもお盆の棚経(たなぎょう)といって、多くの寺院で各家の仏さまに回向供養することが行われています。
正覚寺安住廟でもお盆の支度をしてお迎えしています。皆様からのお供え物も沢山あり、お参りに来れない方もご安心ください。