ご供養は残された者同士の結びつきがより一層強くなる
小さな仏様のご供養を致しました
「本当に気持ちをこめてご供養ができました」
お母さんのお言葉が大変印象に残っています。
ご自宅にて7回忌の節目に当たり、赤ちゃんで亡くなったRくんに家族でご供養を致しました。
小学生のお姉ちゃんも私に当時の写真を見せてくれたり、Rくんをかわいがっていた話をしてくれました。
そしてお母さんは、今日までの年月を振り返りながら、『「この子のおかげ」と思うことが私の人生には沢山あるんです。この子のことを一日も忘れたことはないんです。』とお話をしてくれました。
このように特に小さな仏さまにとっては、家族の心の中に、「今でもあなたがいる」と伝えてあげることが大事です。家族として縁を受けたということを大切にしてください。
そして、お経を読んで上げてください。仏さまになったあなたと一緒に、お父さんお母さんも精進していますよということを伝えて欲しいと思います。
お若いご家庭で仏さまがでられた場合、なかなかお寺とのご縁が無いのが現状でしょう。
また身近な方々も、当人たちにこうした方が良いと指導しずらいケースがあります。しかし悲しみの渦中にいる人は、自分だけ取り残されたような思いになってしまいます。
仏さまを信じて供養することによって、悲しみの中から感謝の心が生まれます。
そして、残された者同士(ご夫婦や親子)の結びつきがより一層強くなると思います。
お困りの際には、正覚寺へお気軽にご相談ください。
位牌を整理したい人からのご相談
近年NHKなどでもお墓をたたむ人の特集が組まれたり、次世代への配慮から仏さまに関することを不明瞭にしたくないという方が増えているようです。
私の身近にも最近特にご相談があるのは、
「自宅の仏壇に誰だかわからない古い位牌がある」
「亡くなった母が供養していた水子さんの位牌がある」
などのご相談です。
過去帳に記載しましょう
お住いの事情から最近のお仏壇は少々コンパクトになっています。
仏さまが増えますと位牌が置けないという問題が発生します。
しかし、「この位牌の人知らないんですが…」という理由だけで古い位牌を処分してしまうのは、よくないです。
必ず過去帳に記載をしましょう。
正覚寺では、過去帳への記載 お位牌のお焚き上げなどもお引き受けしています。
※写真は特別に撮影させていただきましたご了承ください。