共に過ごした16年
梅雨の合間をぬって
穏やかな(日)の朝。
ミニチュアプードルのサンディちゃんの埋葬供養式が奉行されました。
サンディちゃんはなんとハワイ生まれ。8週間の赤ちゃんでY家の家族として仲間入り。もとのオーナーさんもこのかわいい赤ちゃんを手放したくなったようですが、、こればっかりはご縁。Y家で すくすくと育っていきました。朝早起きで5時にお散歩。人の女子が好きで近づいていくおとなしい性格の女子犬サンディちゃん。
ケータイで動画を拝見しますとなかなか大きい。足も長くてスマート。お部屋で遊ぶ映像やソファーで休むサンディちゃん。寝る時は、飼い主さんたちの足元にいたそうですヨ。足元あったかそうですネ。
涙が出るから祈る 祈るから涙が出る
お寺の本堂にてお経&お焼香のあと、お墓にてご遺骨を納骨です。
お花やごはんのお供えの支度が整ったところで合掌し遺骨をお墓の棚にご安置しました。それから飼い主さまにお墓の扉を閉めて頂くと、
飼い主さんは涙が…
今まで思いを抑えてご供養なさってたんですね…
別れを感じる瞬間なのかもしれません。
それだけ大きなものをこの子からもらったのでしょう。それは、本人同士だけが通じる思いです。この悲しみを経験することも、この命に対するご供養ではないでしょうか…
どうしても私たちの人生には、生老病死があります。愛するものとの別れがあることをお釈迦様は説かれました。
別れから学ぶことがあります。別れによってまた出会う人がいます。慰めてくれる人がいます。涙は心の垢を流してくれるのです。
共に歩んだ命に合掌を。