ボクは一生けん命生きた
秋の深まりゆく今日この頃。ぽかぽかした陽ざしが心地よい日。
愛犬タクくんのご納骨式がありました。
大勢の家族に見送られ、正覚寺動物供養塔へご遺骨を納めてあげることができました。
タクくんは、O家に7か月くらいでやってきました。
はじめは次女さんが飼う予定でしたが、出産を控えていたということもあり、
じゃあお母さんが飼ってあげると名乗り出てくれました。(^^♪さすがお母さん。
でも、一筋縄ではいかないのがタクくん。性格はわんぱく。脱走。食べ物荒らしも度々。。。
「まったく!まったく!」がお母さんの口ぐせになり、名前は『タク』になったとか・・・
(゚д゚)!おどろき!!
でも、お母さんの愛情は深い。爪を切ってあげたら、切りすぎて血だらけに…
お団子を食べたらのどにつまっちゃったり・・・
病院へ駆け込んだこともしばしば。
子育てをして育つのは親の心。供養して養われるのはあなたの心。
晩年の2年間は目が見えず、最期は横になることも多く、16歳という天寿をまっとうしました。
「よくがんばってくれました」とお母さん。。
必ず皆さんの祈りはタクくんに届き、来世への道が開かれていきます。
共に過ごした命への祈りは大切。そこからあなたがしっかり命について考え学ぶことです。
愛する者の命は、あなたの人生と共に生きていくのです。
■ペット供養の大切さ 正覚寺ペットメモリアル
身近な家族のペット供養を通じて、「あらゆる命に支えられている」ことを知って欲しいです。
愛犬の供養の方法は、現代では沢山の選択肢があるでしょう。
寺院での供養は、「沢山の命のお仲間入りをする」と考えてください。
お寺には戦没者、自然災害で亡くなった方々、あなたが毎日食べる食物の命など〈三界万霊〉をお祭りし、いつもお経を上げています。愛犬の命も、あなた自身の命も、そういった方々の命と等しいのです。
それぞれの命には来世があり、縁によって生まれ変わるでしょう。神仏を大切にするあなたのそばに身を寄せる命もあるはずです。あなたが、食べ物を大切にし、周囲の人の心をいたわって生活を送る。
そんなあなたの優しい姿を、愛犬の魂は見守り、一緒に時を刻んでいくのです。一緒に生きていくのです。
火葬しただけで、セレモニーだけで終えるのではなく、いつまでも愛犬やペットの命があなたの心の中で生き続けることを願っております。